社会は俺をクズと呼ぶんだぜ

教習指導員の本音、書きます。

安倍晋三暗殺で湧いてきた日本人の馬鹿なところ

この度ニュース等で報道されている通り、元首相の安倍晋三が暗殺されました。

この報道をめぐって周囲の人が様々な議論を展開していますが、私がTwitterなどを見ている中で、「あーこの人、馬鹿だなぁ」と感じた4つのタイプをお話しします。

  • その1『日本は治安が悪くなった』と話す馬鹿
  • その2『SPは無能』と話す馬鹿
  • その3『令和になってからロクなことがない』という馬鹿
  • その4『元自衛隊員と報道するのはおかしい』という馬鹿
  • 結論:人は感情で動く生き物である

 

続きを読む

電話の保留音に隠されたメッセージをご存じですか

俺は昔からまっすぐな男で、曲がったことが嫌いである。

 

嫌なことは嫌だというし、ブチギレたいときは否応なくブチギレるようにしている。

 

ムカつくことがあれば間髪入れずにブチギレるし、ムカつくやつがいれば速攻でぶん殴る。


企業に対する苦情だってそうだ。

 

商品やサービスに何らかの欠陥があった場合は、ここぞとばかりに激怒するようにしている。

 

f:id:erogawa_kokan:20220401012328j:image

「お前じゃ話にならん。上の者を呼べ!」と、電話口で老害顔負けの台詞を言ったのも一度や二度ではない。

 

 

 

それで、上の者が出るまでの間、保留音が流れるのだ。

 

 

 

 

その保留音はカーペンターズであることが多い。

曲名は大体決まっていて、名曲、『I need to be in love』だ。

AメロやBメロからではなく、突然サビから保留が始まる。

心地のいいメロディーに心が安らぐ。

自分は一体何に対して怒っているのか忘れてしまう。

 


I know I need to be in love~♪
I know I've wasted too much time~♪
I know I ask perfection of a quite imperfect world~♪

 

 


これを和訳すればこうだ。


私は愛情を必要としていて~♪
あまりに無駄な時間を過ごしてしまっていることも知っている~♪
まったく完璧でない世の中に完璧さを求めてしまっていることも~♪

 

 


そう、私は企業からの「ごめんね❤︎」という愛情を求めていることは知っているはずだし、
こうして苦情を入れることによって不完全な世界に完璧さを求めていることも知っているはずなんだ
そしてそれが何より無駄な時間だということも自分はよく知っているはず…

 

 

 

…俺はそっと受話器を置いた。

 

 

 


そう。
カスタマーセンターにおいて、電話の保留音をCarpentersにするのは、顧客を我に返らすという点において非常に有益である。

 

 

 

 

電話の保留音には、Carpentersのほかにも、Olivia Newton-Johnの『Have you never been mellow』がある。

 


これはAメロから心地よいメロディーが流れる。

 


~Aメロ~
There was a time when I was in a hurry as you are
I was like you~♬
There was a day when I just had to tell my point of view
I was like you~♬
Now I don't mean to make you frown
No,I just want you to slow down~♬

 

~サビ~
Have you never been mellow~♬
Have you never tried~♬
To find a comfort from inside you~♬

 


和訳をするとこうだ。

 


私は短気な時もあって
それはとてもあなたにそっくりだったわ~♬
自分の意見をぶちかましたくて仕方がないときもあった
本当にあなたにそっくりだったわ~♬
私はあなたを怒らせるつもりはないの
ただ、あなたに少し落ち着いてほしいだけなの~♬

 

あなたは今まで落ち着いたことがないの~?
あなたは自分の心の中に安らぎを見つけようとしたことはないの~?

 

 

 


…俺は涙を流しながら受話器をそっと置いた。

 

 


俺はまっすぐな人間だと思っていたが、それはただの短気で自分の意見をぶちかましたくて仕方がない性分であったことに気付いた。

 

 


落ち着いて議論をすることも知らず、自分の機嫌を自分で取ることもしない。
ただひたすらにブチギレる感情爆発ヒステリックマシーンと化していたんだ…

 

 

 


とはいっても、消費者保護の観点で考えると、不良品は不良品でしかない。


その損害が自分の中で重大なものなのであれば、自分の心の中に安らぎを見つけて我慢するなんて呑気なことは言ってられない。

 

我慢をすることは、辛い感情を二度と開かない心の部屋に閉じ込めることになる。
本当につらい時や頭にきたときは、遠慮はいらない。

思いっきりブチギレよう。

 

 

 

 

そういって、私は再度ダイヤルを回す。

 

あの保留音は、二度と聞きたくない。

 

もう、上の者に代わらなくていい。

 

「ちょっと電波悪くて電話切れたんすけど何なんすか?」といって、保留音に動揺して電話を切ったのにも関わらず、まるで電波のせいにしてそれにもブチギレるという常軌を逸した責任転嫁によって、一度停戦した戦争を、再度おっぱじめる。

 

 

 

 

是非、その気持ちを後押しするような保留音もあってもいい。

 

 

 

長渕剛なんかどうだろう

 

 

 

 

 

ぴぃぴぃぴぃ〜♪

ぴぃぴぃぴぃ〜♪

ぴぃぴぃぴぃ〜♪

ぴぃぴぃぴぃ〜♪

 

 

 

大嫌いだぜ

大嫌いだぜ

 

 

 

 

ろ゙ぐな゙も゙ん゙じ゙ゃ゙ね゙え゙え゙え゙え゙え゙

 

「うんち」と言う女とは付き合えない

かなり前の話、俺には彼女がいた。

 

 

それはそれは可愛い彼女。『ケツに挿れても痛くない』とはこの事を言うのかと言うくらい可愛かった。

 

 

そんな可愛い彼女が、映画を見に行こうと言った。

 

なんでも大泉洋が主演の映画を見たいらしい。

主演が大泉洋という時点でロクな映画ではなさそうだなと感じていたが、実際見てみると笑いあり涙ありの良作だった。

 

 

映画鑑賞が終わり、びっくりドンキーで映画の内容について振り返った。

 

俺と彼女は、いつもこうして観た映画について「ここはこう解釈した」などと語り合うのだ。

 

 

今回も彼女は映画の内容について語り始めた。

次に彼女が発した言葉はこうだった。

大泉洋、ウンチ漏らしちゃったとき、正直声出して笑いそうだった!」と。

 

 

俺は幻滅した。

 

「うんち」ってなんだ。

俺が知ってるのは、「うんこ」だ。

 

 

俺は今まで、「うんち」という言葉を発した事は一度もない。

便意を催しても「糞したい」か、少し可愛子ぶっても「うんこしたい」と言っていた。

 

 

それ以上の可愛子ぶりは、俺は許すことが出来なかった。

 

 

 

「ごめん、別れよう。俺、『ウンチ』と呼ぶ女とは付き合えない。」と振った。

 

 

 

 

彼女は泣いた。

「…ごめん。許して…もうご飯中にウンチの話しないから…(グスン」と。

 

「いや、そうじゃねえ。飯の途中にウンコの話をしたことじゃねえ。『ウンコ』のことを『ウンチ』と呼んだのが許せないんだ。すまんな。」

 

 

 

俺は徐々にウンコに見えてきたレギュラーバーグディッシュをそそくさと平らげ、札を置いて店から出た。

 

 

 

楽しいディナーのひとときは、ウンコのせいで台無しになってしまった。

 

f:id:erogawa_kokan:20220328220621p:image

 

そもそも、ウンコとウンチは何が違うのか。

ネットを調べてみると、「ウンチは肉や魚が消化されて排泄物になったもので、ウンコは野菜や穀物などの排泄物で〜」とか、「ウンコは便秘気味で、ウンチは下痢気味」みたいな、クソどうでもいい話で溢れかえっており、厳密な定義はないそう。

 

 

 

ただ、『ウンコ』よりは『ウンチ』の方が、可愛くてチャーミングな響きをしている。しかし、その響きに乗っかって、それを発した女が可愛くチャーミングになる訳ではない。

 

 

貴様がウンコについて触れた以上、話題的にはかなり汚い。

それをいくらチャーミングにしたところで、所詮ウンチはウンコでしかない。

 

 

 

だったらもう開き直って、『ウンコ』と言って貰いたい。

 

 

 

生放送中に『おせち◯こ』とキレのある声で言い放った和田アキ子を見習って欲しい。

 

 

 

 

ところで、

「皇室の人はウンコしたいとき、何て言うんだろう?」

と、ふと不思議に思った。

 

 

俺みたいなハイパー下品のクソ野郎が、秋篠宮家の誰かに向かって

「さーせん、ウンコしたいっす」

と言えば、間違いなくぶん殴られるし、粛清まであり得るだろう。

 

 

 

 

万が一俺が佳子様と交際するときに備えて、ウンコが漏れそうな危機迫る状況において、上品な表現ができるよう予め準備しておかなければならない。

 

 

まず、『ウンコ』については、『ウンコ』でも『ウンチ』でもダメだろう。

 

 

ネットを調べると、『御糞様(みぐそさま)』と出てきた。

 

 

これで最も下品な言葉である『ウンコ』の上品な表現方法を習得したので最難関は越えたに違いない。

 

 

あとはそれに一般的な敬語を付け足すだけである。

 

 

 

 

 

…なんということでしょう…

「やべぇ、ウンコ漏れそう。便所貸してくんね?」

「先生、トイレ!」

とかを言っていた小僧が、

 

 

 

 

「我の菊門から御糞様がお見えになりそうですので、誠に恐れ入りますが御手洗いを拝借させていただけないでしょうか?」

 

 

 

 

と言えるようになったのではありませんか。

 

 

 

皆さんも、大切な恋人を失わないためにも、言葉遣いには気をつけましょう。

教習が怠いなんて二度というな小僧

担当の生徒に、クソ態度が悪い男がいる。

 

 

教習で教えたことをすぐ忘れ、上手く出来なかったら不貞腐れる。

 

 

もちろん、1月に入校したのに学科を一つもやらず、3月から始まった技能を受けにくるだけ。

 

 

2ヶ月間自動車学校に通わずに何してたのか?と思い、

「なんで学科やらないの?忙しいの?」と聞くと、「自動車学校に通うのがめんどくさい」と。

 

 

 

「じゃあ何のために通ってるんだ?」と聞くと、「なんとなく、通った方がいいかなって」と。

 

 

 

f:id:erogawa_kokan:20220327222310p:image

俺も我慢してたが遂に金玉袋の緒が切れた。

 

 

 

 

おい、誰の金で教習所通ってんだ?

甘えたこと言うな。

30万って金、お前が誰の力も借りずに自力で働いて貯めたら何ヶ月かかる?

何年かかる?

それ分かってんのか?

教習所には、教習を受けたくても予約が埋まってて受けられない人もいる、家が貧乏だからって自分で借金してまで通う人もいるんだよ。

その人が乗りたかった1時間を、お前は怠いと思いながら教習を受けてるんだよ。

もう当分予約取らないから、家で暫く頭冷やせ。

 

 

 

と、こんな感じで叱った。

もう叱るというより、感情を入れたブチギレに近いかもしれない。

 

 

 

『親の顔が見てみたい』とはこのことを言う。

 

 

 

 

中坊が塾に通いたくないと駄々を捏ねるならまだ分かるが、18歳にもなる立派な男が「教習所に通うのが怠い」と怠さを全面に出して挨拶や返事もしない態度で教習所に通うことを親は許してるのか?

 

 

 

 

親も親で目を覚ました方がいい。

 

 

 

 

 

これを聞いて、「嘘だろ?」「ちょっと盛ってるだろ?」と思うかもしれないが、これが現実。

 

 

 

 

『同じお金をいただいてる以上、すべてのお客様に平等に接するべきである。』

とか

『お客様に向かって叱るのはサービス業として良くない』

と思う人がいるのも、それは確かに正論である。

 

 

 

ただ、

『真面目に教習所に通う生徒と、怠さ全開で嫌々通う生徒それぞれに平等に接することが、公平であるとは限らない』というのも正論ではないだろうか。

 

 

 

100円のおにぎりを、100円しか持っていない空腹の子供と、100万円持っているただの食いしん坊の富豪とでは、どちらに売りたいかは自明である。

 

 

 

それに、食べ物を粗末に扱う富豪であれば尚更、空腹の子供に売ってあげたいと思うのが売り手の人情だろう。

 

 

 

 

教習所も同じである。

 

 

 

 

同じ30万を払っていても、真面目に通う人と嫌々通う人がいるのであれば、真面目に通う人を早く卒業させたいと感じる。

 

 

 

それに、人を殺す凶器の扱い方を教わりに来るのに、嫌々通うのは許されるはずがない。

 

 

 

車という便利な道具を使う以上、金さえ払えば嫌々通っても許されるという話でもない。

 

 

 

と言っても、このような猿以下の人間には分からないとは思うが…

 

 

 

…以上、指導員の愚痴でした。

皆さん、脳ドックを受けましょう

(俺は従来より朝に弱く、朝起きれたらその日の仕事の8割は終わった気分になる。残りの2割の力で、出勤する。始業時間には体力がない。)

 

 

夢から覚めたら、右側頭部に強烈な痛みを感じた。

 

これは、出勤に対するアレルギーの一つだろうと思ったが、これ以上会社を休むわけにはいけないと窮地に追いやられてた俺は、起きた。目眩と吐き気がして、倒れた。

 

脳外科に行くと、すぐにMRIを撮られ、診断結果は「脳動脈瘤が見つかった以外は特に異常がない」とのこと。

 

いや、結構ヤバそうなの見つかってるよね?

異常あるよね?

 

ということで、色々調べるとくも膜下出血予備軍らしく、経過観察と場合によっては治療が必要らしい。

 

 

破裂してなくて、よかった。

今、見つかって、本当に良かった。

 

 

 

数ヶ月前、俺は健康診断の脳ドックをサボっていた。自分は健康だと信じていたんだ。

 

 

毎日10本ヤニを吸い、休肝日無しの週2でニンニクマシマシのラーメンを食べる人間が、何故「自分は健康である」と信じたのか。

 

 

甲子園決勝、10対0で負けている9回裏ツーアウトの崖っぷちの状況で「全然勝てるわ」と思うくらい状況がよく掴めていない。

 

 

 

まぁとにかく、脳ドックを受けましょう。

そもそも、脳"ドック"なのか、脳"ドッグ"なのか、俺はよく分かっていない。ドックなのか、ドッグなのか。俺の寝ている場所はベットなのか、ベッドなのか………

 

 

 

……現実では考えられない出来事、アンビリーバボー……

あなたの身に起こるのは、明日かもしれません……

f:id:erogawa_kokan:20220325213927j:image

マイケルジャクソンの声でYOASOBIを歌いたい

教習中、女子生徒から

「マイケルジャクソンは去勢したから声が高いんですか?」

と、何の脈絡もなく聞かれた。

 

 

 

相当マイケルジャクソンの股間に興味があったのだろう。

俺は真摯に答えた。

「分かんねえ」

と。

 

 

 

 

確かに、去勢することで男性ホルモンの分泌が抑制されて声が高くなるという話は聞いたことがあるが、俺はマイケルのマイケルJr.を見たこともないし、マイケルの2つの玉(以下、"ジャクソンファミリー")もあるかどうかを知らない。

 

 

 

 

そこで会話を終わらせると、突然マイケルジャクソンの股間にあるジャクソンファミリーの話をした女子生徒が可哀想になると感じ、俺は咄嗟にフォローの言葉を発した。

 

 

 

 

「…でも、カラオケでも高音が出せるなら、俺も去勢しようかな…」

と。

 

 

 

(かつてはウィーン少年合唱団並みの高音で一斉を風靡した俺も、中学で声変わりをし、『千の風になって』しか歌えない声になってしまったことに劣等感を抱いていた。)

 

 

 

俺が去勢すれば、昔の声に戻れるかもしれない。

それだけではない。

もしかしたら、『ジャパニーズ・マイケルジャクソン』にもなれるかもしれない。

 

 

 

仕事終わりの夜8時のスーパーでは、ムーンウォークをしながら売れ残ったお惣菜を手に取って、レジではスムーズクリミナルのような直立したまま前屈みになり、お金を払う時には「…ポゥ!」と声高に叫ぶことになるだろう。あまりにスリラー過ぎるので、周囲の人もビートイットするに違いない。

f:id:erogawa_kokan:20220324000944j:image

 

 

マイケルジャクソンの声になれば、女性でもなかなか出ないYOASOBIを原キーで歌えるだろうし、ズボンの裾から白いソックスが見えても馬鹿にされることがなくなるし、俺が去勢するメリットは計り知れない。

 

 

しかし、そのメリットを享受するにはデメリットが大き過ぎることに俺は気づいた。

 

 

それは、去勢によりマイケルジャクソンの声になってYOASOBIを原キーで歌えるようになったところで、去勢してるが故に俺は死ぬまでYOASOBIは出来なくなるし、夜に駆けることも出来なくなるからである。

 

 

 

YOASOBIを歌えなくていいから、俺の股間の"怪物"を切り落とさずにYOASOBIをし、「もう少しだけ」「もう少しだけ」と言いながらホテル街へと消えて行きたい。

 

 

…正気の沙汰じゃないな

 

僕の在るべき姿とは何だ

本当の僕は何者なんだ

教えてくれよ

教えてくれよ